ワンチームでのサロンワーク

ラグビーネタにて便乗させて頂きます(笑)

惜しくも準々決勝で南アフリカに負けてはしまいましたが念願のベスト8進出は日本国中で盛り上がりを見せ 相当立派で大変なことを成し遂げた瞬間でもあった事と嬉しく拝見させてもらいました。

“にわかファン”

勿論その通りかもです(笑)

美容に携わっていて御客様と密に接っするこの職業を選択している僕たち含めて多くの同業者は広く浅く誰とでも仲良くどんな話題でも乗っかり突っ込みときにはボケたりもしますw

そしてそれがサロンの基本の

 

フォーメーション!

 

ですので、

巷で注目されているだいたいの多くの事象はスタッフ全員が意識の中で興味を持ち、関心があるのは当たり前の事でオールラウンダーなスタイリストになればなるほどそれはスピリッツともなっているのです。

2019年9月28日にまたまた歴史的快挙に出くわす。

ラグビーW杯の予選プールAの第1戦でロシアに勝って勢いに乗りたい日本は第2戦で最難関 ワールドランキング一位(試合当時2位)のアイルランド対日本(試合当時9位) 12対19で勝って 前回大会の南アフリカ戦勝利のときと同じ奇跡と呼ばれた試合後のこと、

司令塔でSO(スタンドオフ)の田村優選手の勝利者インタビューで試合直前にジェイミー ジョセフヘッドコーチがチェリーブロッサムズ(ラグビー日本代表愛称)に読んだ五行の英語俳句の話が印象的でした

「誰も勝つと思ってない。誰も接戦になるとも思ってない。でも誰も僕らが犠牲にしてきたものは分からない。信じているのは僕たちだけ」

ある意味チームをひとつにする最高のパワーワードだなと思いました

このあと田村優選手は少し涙ぐみながら

「この1週間(初戦のロシア戦勝利で終わってからの) アイルランドに勝つ!しか考えて来なかった!と言い放った。そして日本の皆さんも

“僕たち”と”僕たちの勝利”

を信じて応援してください!!まだまだこの先に進みます!と。

結果 次のサモア 最終戦スコットランドともに勝ち無傷の四連勝で史上初のベスト8に進み当初のJAPANの目標を達成したのであった。

ここで大事なのは

まわりの評価ではなく自分達の強みを生かしたスタイル

で作ってきた日本チーム 

日本文化のスタイルがこのラグビースタイルとも

そしてそれがジャパンウェイとも云われています。

“ワンチーム” 

これはラグビー日本代表のスローガンなのです。

おこがましいですが、、、

僕らのサロンもオープン当初にはカット時間の予約を1時間もとるなんて効率が悪い!

そんな長い時間座らせておくのか?

カット料金が高すぎて流行るはずはない!

ドライで髪を切ったら傷む!

ましてや習得に時間がかかりスタイリストが育たない!

などなどの有難い評価を多方面より頂いてきました

しかし開店当時から御客様をシャンプーするときにアシスタント含めて全員での決め事を徹底し

なぜ乾かして髪を切るのか?

なぜ立った状態でカウンセリングしたり切ったりするのか?

なぜガウンに、着替えてカットするのか?

などお客様のハテナを懇切丁寧に説明ご理解頂き

まわりの評価ではなく自分達の強みを生かしたスタイル

で勝負し

シャンプー後のドライで髪が何処におちるのか?のテクニックをアシスタント含め皆で鍛練しその髪の癖と向き合い

髪を削がずに黒髪の重さで髪をコントロールするテクニックを日々勉強会でウィッグを使ったりモデルで見極めたり営業後も休みの日も来る日も来る日もカット試験のために時間を費やして

他店では三年以内でスタイリストにしてデビューさせているのを尻目に当サロンは5年6年ある者は7年かけて初めて顧客を担当させて頂くというお客様を練習だいにして成長させるなどとんでもない手法は選ばずいわゆる修行を重ねたスタイリストたちのお客様本位のカットがエクイップの一番の売りなのです

寺子屋や塾に始まった学校で先生から習い先輩からも敬いながら稽古をつけてもらい後輩へと厳しく指導、伝授するという

僕らのDNAに乗っ取った

JAPANウェイでの

“ワンチーム”

それがエクイップのやり方

時には忙しい週末にノックオンでモノを落としたり ブレイクダウンの多い時間帯にスタイリストとアシスタントが協力してフェーズを重ね前に進み、ときたまスローフォワードでタイミングを逸してスタイリストが一瞬不機嫌になったり、お腹のすいたスタッフがジャッカルよろしくランチを小脇にかかえ階段を一気に登ったりしていますが最後はがっちりスタッフみんなでスクラム組んで助け合い笑顔で1日を終えるのです

僕らのサロンは間違いなく個人プレイでは成り立たない

“ワンチーム”

を心がけお客様の「綺麗」は勿論のことそのヘアスタイルが皆様にとっての「奇跡」を起こす一因となるためにスタッフの「華麗」なるプレイをそんな風な目で観察しながら楽しんで頂けたら?!と思います。

 

大峰浩喜